
婚活で真っ先に頭に浮かぶ存在といえば、結婚情報サービスや、結婚相談所ではないでしょうか?今まで婚活に乗り気でなかった人でも、重い腰を上げる最初のアクションが、こういったサービスに登録すること、ということは良く耳にします。
でも、今や婚活は日本の若者世代の文化と言えるものになっています。婚活ビジネスも様々。自治体も積極的に婚活に乗り出しています。
本当に結果がでる婚活は、どういった手段なのでしょうか?それを考える上で、興味深い記事が毎日新聞に掲載されたことがあります。
婚活パーティー:三沢の主婦たち企画、人気 開始1年、8回で3組ゴールイン /青森
青森県三沢市では、地元に住む主婦の手で計画された婚活パーティーが人気となっているそうです。毎回定員を超す申し込みがあるのだとか。
企画を行う主婦は5人組で、今では結婚支援団体として"エムズネット"という名前も持ちます。Mは三沢、結婚のMarriage、そして出会いのMeetingからきていると記事では説明しています。
もともと世話好きだったという40代後半の女性を中心に、息子やその周辺の人物から婚活事情を仕入れ、そこから、主婦目線でおもしろそうと感じた企画を立ち上げるそうです。
市からもこの活動が認められ過去に50万円の支援金も得ています。使用用途は主に広告費だそうです。
パーティーは主に、料理婚活に分類されるもの。それもご当地グルメに目を付けているところがポイント。初回から人気が高く、当日飛び入り参加しようと会場に訪れる方もいたんだとか。
8回目までの参加者は延べ320名で、最高で50歳の方がいたそうです。これまでで、すでに3組の成婚カップルを誕生させ、最短はイベントから3か月後だったそうです。
婚活と言えば、全国展開の大手結婚情報サービスなどを連想しますが、地元に根付いた活動をしているところも見逃せませんね。