遠距離といえば婚活という言葉が普及する前から、恋愛の大きな障害となる要素でした。遠距離だからこそ燃え上がるという意見もあり、遠距離カップルがゴールインすると、なぜかロマンチックな印象が強くなりますよね。
しかし、遠距離の壁に敵わず別れたカップルも数知れず。
最近は一昔前に比べ、インターネットの普及で遠距離でもコミュニケーションが簡置に取れるようになりました。電話はもちろん、メールやビデオチャットもありますから、相手の顔を見たり、何を考えているか、思っているかという情報交換には問題がありません。
それでも、もちろん、恋人関係を維持するのに十分とはほど遠いのですが、このたび、電気通信大学の研究チームが、離れた相手とキスできる装置を開発したそうです。コレなら少し恋人同士の関係も冷めずに済むかも?
ネットで「キス」を伝達 電気通信大が新装置開発
気になるこの装置は、箱からチューブが突き出ている形状で、ちょうど酒気帯び検査機のような形になっているそうです。チューブの先端を口に含み、舌で回転させるとその動きを記録し、再現できるようになります。
また、コンピューターとつなげれば、インターネットを介して別の装置でも再現できるようになります。ちょうどチューブの先端が相手の舌のように動き、実際にキスしているような体験をできると言います。
遠距離カップルや、生活時間の差ですれ違いになってしまうカップルの強い味方になってくれるかもしれません。
また、個人向けの用途以外に、アイドルのキスを直に触れずしてファンが味わえるという産業向けの用途も視野に入れて開発されているそうです。