結婚は人によって様々、婚活もそれによって千差万別です。特に海外にまで視野を広げてみると、珍しい婚活も多そうですね。世の中には、珍しい趣向を持った人もいるものです。
「背が高い人が好き」や「ちょっとぽっちゃりした女の子が好き」なんてものは身近なところでもよく聞きますが、イギリス、ロンドンには、クリスマスツリーと結婚したいと言っている男性がいるそうです。
プレゼントや親しい人と過ごす楽しい時間など、華やかで楽しい思い出が詰まっている年に1度の大きなこの行事に、悪い印象を持っている人は少ないものです。
今の時期なら、終わって寂しいと感じている人も多いのではないでしょうか。だから、クリスマスの思い出を大事にしたいと感じる気持ちやそれを思い出させてくれるアイテムを大事にする人の気持ちはわかるのですが。
この男性の名前はアンディといい、ミスター・クリスマスと呼ばれるほど、すでに地元ではクリスマス好きで有名なのだそうです。彼はお酒を飲んで酔いつぶれても、クリスマスツリーとの挙式を思い描くことを止められなかったそうです。
「ほかの何より、自分のクリスマスツリーを愛してる。だからこれと結婚したいんだ。」と、彼は海外大衆紙the Sun紙のインタビューで答えたそうです。彼は47歳で、離婚歴があります。
「もう指輪は用意したんだ。だけど、どの枝に差すかはまだ決めていない。目下問題になっているのは司式者探しぐらいだ。」
お相手のクリスマスツリーとは2年の付き合いで、プラスチック製なのですが、彼曰く「親友」のような存在なんだとか。リビングルームに飾り続けても、見飽きることがないと話します。
「なぜ私たちが夫婦になれないのか理解できない。世の中にはペットなんかと結婚する人もいると聞いた。ではなぜ自分の木と結婚できないんだ?」
と、ほかの異色といえる婚活にも触れつつ、社会に受け入れられないことを嘆いていたそうです。