雑穀のミネラルの大切さ

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雑穀のミネラルの大切さ

雑穀が健康にいいというと、多くの人が頭に思い浮かべるのは食物繊維の豊富さではないでしょうか?

便秘に悩む人は多いですよね。健やかな腸の働きは身体全体に影響してきます。

でも、雑穀はミネラルも豊富に含んでいます。現代人のミネラル不足は深刻です。でも、あまり実感を持っている人は少ないそうです。

たとえば、糖尿病。典型的な現代病のひとつです。年々この病気を患う人が増えていて、予備軍と呼ばれる人たちも相当数いるとか。

どうして糖尿病が増えたのかというと、そりゃ栄養過多な食生活が原因だと考える人は多いでしょう。

現代人が苦なく手に入れられるごちそうは、カロリーと脂肪分、糖分でできていて、実質的な栄養は貧相だとよく批判されます。

でも、糖尿病が増える背景にあるのは、実はミネラル不足もあるのだとか。特に重要なのがマグネシウム。

マグネシウムの摂取量が不足していると、糖尿病になるリスクが急増することが研究で明らかになっています。

マグネシウムはカルシウムとともに骨の形成に欠かせないミネラルです。しかし、このほかにも血圧の維持や酵素の活性化などにもかかわっています。身体の機能はたくさんのことがつながってできているのですね。

日本国内について言えば、1960年代に入る前は糖尿病はほとんど見られない病気だったそうです。その背景には、戦後の経済成長で日本の食卓から姿を消していった雑穀の存在があると専門家に指摘されています。

味が粗末だと忌み嫌われていた雑穀。しかし、その豊富な栄養は、実は日本人の健康を支えていたのですね。

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