日本の雑穀の歴史

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日本の雑穀の歴史

世界の三大穀物と言われているのが、イネ、コムギ、トウモロコシです。日本でもおなじみの穀物ですね。

イネは私たちがよく知る白ごはん、コムギはパン、トウモロコシはトルティーヤなどに加工されて食されてきました。

日本の農耕は弥生時代から始まったと言われていますが、そもそも穀物はどこからやってきたのでしょうか?

雑穀が世界中で食されているのには理由があります。まず、土壌の状態や気候条件が悪くても成長する強さがあること。また、収穫した実が長期間の保存に耐えること。そして主食たる栄養を供えていること、です。

アフリカには日本人が名前も知らないような雑穀を主食にしている地域がたくさんあります。

イネやキビは、中央アジアが原産地と言われていて、中国などでも盛んに栽培されていました。その後、その特徴からヨーロッパに伝わり、移民の手によりアメリカにも渡ります。

日本で本格的な農耕が始まったのは弥生時代と言われていますが、実は縄文時代中期には雑穀を食べていたとみられる痕跡が見つかっています。

それ以前の日本人は、芋やナッツを主食としていましたが、雑穀を加えることでより栄養バランスの良い健康的な食事にしていたというわけです。

日本に雑穀が根付いたのは意外に早かったんですね。

今でこそ日本では白米が当たり前ですが、江戸時代の中頃まで、庶民の食生活を支えていたのは雑穀でした。

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